青木 雄の独り言・・・【いざ、フェラーリ・ファクトリーへ!!!!】

2019年11月10日

 

 

HPをご覧の皆様、こんばんわ!!

 

日中は暖かいものの、朝晩はすっかり肌寒い季節になりましたね。

季節の変わり目は、体調崩し易くなりますので、くれぐれもお身体御自愛下さいませ。

 

さて、先月の下旬に世田谷店を10日間ほど臨時休業とさせて頂き、皆様には大変ご迷惑お掛け致しました・・・汗

お客様によっては『雄君、体調壊したんじゃないか?!』『何かトラブルがあったのか!?』等のお声を頂いたりしましたが、全くそのような事は無く、体調/営業共に絶好調です!!(ただ、休み明けの電話量はエグかったですね・・・苦笑)

 

そんな今回の長期臨時休業は私にとって掛け替えの無い日々となり、さらに自身を成長させてくれる結果となりました!!

 

 

 

そうさせてくれた理由とは・・・

 

 

 

フェラーリ・ファクトリーツアーです!!

 

 

 

基本的に一般公開はされておりませんが、この度たまたま御縁があり、イタリアマラネロという地域に本社を置くフェラーリ・ファクトリーにデザイン研修で青木 淳と共に工場見学へ参加させて頂きました。

 

 

 

 

(※写真はプラネット・ホテルで、一階にはフェラーリ・オフィシャルストアがあり、品揃えは世界随一です)

 

 

今回はフェラーリ本社の真ん前に位置するプラネット・ホテルに宿泊させて頂きましたが、さすがフェラーリの町と呼ばれるマラネロ!!

外ではファクトリーから試運転で出てくる開発中の未発表車(カモフラ状態)や、15分/1万円という破格の金額で試乗体験が出来るレンタカー等のフェラーリで溢れかえっており、最寄りのガソリンスタンドではフェラーリの大渋滞が!!

どこからともなくエキゾースト音が鳴り響き、フェラーリ好きにとっては朝から晩までどっぷり浸れる場所でしたね。

 

 

 

(※写真は、今月ローマで発表予定となるポルトフィーノのクーペ版のようです)

 

 

 

(※写真の後に、約10台近いF8トリビュートが集まり、プチツーリング会のような光景でした)

 

 

 

そして、フェラーリ・ファクトリーツアーの当日。

私はAM7:00頃に目が覚め、窓の外にふと目をやると、早朝にも関わらず作業服を着たスタッフの方達が徐々に出勤されており、描いていたイタリア人のイメージと異なり、非常に勤勉な印象を受けました。

その後、スタッフの方に伺うと、定時はAM9:00~PM18時だそうですが、スタッフによってはPM10:00頃まで仕事されている方も少なくないそうです。

 

 

いざ、ファクトリー・ツアーがスタート!!

まずはレセプションで、受付を行います。応接間では、すでに世界各国の方々がお集まりになられており、見るからにリッチな高級時計を着けている方もチラホラ。

そして、場内は撮影厳禁という事で、携帯電話のカメラ外側/内側共に撮影防止シールを張られた後に、日本人通訳のヨリコさんのガイドでファクトリーツアーがスタート致しました!!

 

 

 

 

(※写真はヨリコさん)

 

 

 

専用バスで場内を周るのですが、まぁ広い広い!!「東京ドーム何個分!!」っと言いたいところですが、詳しい面積が分からず・・・すみません汗

(※あとで分かりましたが、16万5000平方メートルでした)

 

 

 

(※写真は参照画像です)

 

 

 

工場内は、主にエンジン部門・内装部門・生産ライン部門等に分かれており、まずはフェラーリの心臓部でもあるエンジン部門の工場を見学する事に。場内に入るや否や驚いたのは、工場内の綺麗さ!!そして、場内の一部にはグリーンスペースが設けられており、天井も日光が降り注ぐデザインで、スタッフの方々への配慮が感じられる空間となっておりました。

 

 

 

(※写真は参照画像です)

 

 

 

エンジンについては、8気筒部門・12気筒部門・マセラッティ(6気筒)部門に分かれており、基本的に12気筒エンジンについては一人のエンジニアの方が最後まで組み上げを行うそうです!! 一人一人の方が"匠"で、まさに芸術品を製作されているような印象を受けました。ちなみに、毎日 全体で約150基のエンジンが手作業で組み立てられているそうです!!

 

 

(※写真は参照画像です)

 

 

その後は、内装部門を拝見させて頂きましたが、やはり手先の器用さ/繊細さが問われる作業という事もあり、女性スタッフの方を見かける事が多かったです。基本的にフェラーリの内装作業については、レザーカット等の一部を除き、約75%が手作業との事。但し、スタッフによっての仕上がり差が若干あるそうです、若干・・・。

 

 

 

大本命の生産ライン部門(1ライン・2ライン・3ライン)で、まず目にしたのが限定車となる488ピスタ(クーペ/スパイダー)の車体でした。これを製造ラインに乗せ、各組立作業を行っていきます。セクションパートには制限時間が設けられており、基本的に1ライン目は19分との事。その間で、各セクションの工程が進められ、19分後には地面のオートウォークが動き、次のパートに移され、その場に配属されているスタッフが作業を引き継ぎます。

 

我々が見ているタイミングで制限時間の19分が経過しましたが、ギリギリ作業を終え、スタッフの方は次の車へと作業に取り掛かっておりました。ちなみに、極まれに作業が詰まり、オートウォークを止める事があるそうです。(ヨリコ談)

 

 

 

そして、吊り下げられたボディと運ばれてきたエンジンをドッキングする3ライン目のマリッジ工程は非常に迫力があり、見入ってしましたね!!ちなみにフロアごとに8気筒モデルと12気筒モデルの生産ラインは分かれているが、製造状況によっては混流生産が可能だそうです。

 

 

 

(※写真は参照画像です)

 

 

 

一旦、ここでファクトリーツアーのプログラムは終了となりますが、この後は特別にフェラーリのデザイン・ラボ(テーラーメイド)に入れることに!!!!

 

ってことで、この後は次回『青木 淳の独り言』を乞う御期待下さいませ!! by 世田谷店/青木 雄

 

 

 

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