青木 淳の独り言 フェラーリ イタリアの旅 Vol.2
2019年11月28日
ホームページをご覧の皆様
いつもありがとうございます。
年末に向け既に売約ラッシュが
始まっており、気になる車両等ございましたら是非お早めにご検討下さいませ。
さて前回
私、青木淳の独り言にて
「フェラーリ イタリアの旅 Vol.1」を掲載させて頂きました。
今回はその続きについて書き記していきたいと思います。前回、読みそびれた方に関しては下記のURLにアクセスお願い致します。
http://www.everyn.com/blog.php?aidx=213976
さて、今回の旅の目的はいくつかございます。現時点で皆様がご存知なものは
「フェラーリファクトリーツアー」
です。
上記については、青木雄の独り言でご紹介をさせて頂きました。詳しくは下記URLにてご確認お願い致します。
http://www.everyn.com/blog.php?aidx=213861
そして今回は第2の目的
その名も
「Ferrari Tailor Made Program/フェラーリ テイラーメイドプログラム」
皆様、今までお聞きになられた事はございますでしょうか?通常フェラーリをオーダーする際に各クライエントは正規代理店のディーラーにて、コンフィギュレーターというソフトをパソコンとモニターを用いり、各モデルを選択し
•ボディカラー
•ホイール
•キャリパーカラー
•インテリアカラー
•内外装のカーボン
•その他電子機器や細かいディテール
等を、モニターで見ながら
選ぶ事が可能です。
上記はどの車メーカーにも
用意がされている、いわゆる
「仕様決め」
というものです。
これが出来る事は「当たり前」の話であります。
では「テイラーメイド」とは、一体??
簡単にご説明を差し上げると
BMW=Individual
LAMBORGHINI=Adpersonam
Aston Martin=Q by Aston Martin
Porsche=Porsche Exclusive Manufacture
ピン!!
と、頭によぎった方はきっと多くいる事でしょう。特に「Individual」という文字を目にした瞬間、BMWのファンならあっと言う間に分かりますよね。
そう。
エナジーの
Individual ホイール!!!
ごめんなさい。
少し嘘をつきました。
真面目に「不真面目な」回答を
どうぞお許し下さいませ。
さて開き直り、
答えは
「特別仕様の仕立てプログラム」
です。
上記のメーカー4社には各それぞれ
独自の名前を用いた「特別仕様の仕立てプログラム」が設定されております。皆様ご存知でしたでしょうか?
では、何が「普通の仕様決め」と
「テイラーメイドプログラム」との間に違いがあるのか?お答え致します。
メーカーにとっては
オーダーの受注
製作
納車
という、プロセスを効率的に処理する必要があります。その為、普通の仕様決めをする際に設定されている、ボディカラーやインテリアカラー、装備等は効率的に処理される為に設定されたものでしかありません。
その中でも時間が掛かる設定のオプションは納車が後回しにされる事もしばしば。勿論、メーカーにとっては1台でも多く作りたいのが本音でしょう。
上記が一般的な「普通の仕様決め」
であります。
では、「テイラーメイドプログラム」とは?
フェラーリでは
「普通の仕様決め」の設定の中に
記載されていない隠れオプションとして
「スペシャルオーダー」となるものがございます。
例えば
•3コートボディカラー
•カラーカーボン(ブルー/レッド/シルバー/ブラウン/グリーン)
•シートのデザイン or カラー配置変更
•ホイールカラー(ゴールド/グロスブラック)
•etc...
などなど。
その「スペシャルオーダー」となるものは
全て「応相談」。すなわち可、不可なのかは
その時の状況次第。
しかもプライスは全て
「時価」。
まさに「スペシャルプライス」とも言ったところでしょうか。
顧客側からの設定に無い要望のオプションオーダーが主に「スペシャルオーダー」と、言えば分かりやすいかもしれませんね。
ただやはり断られ易い事もあってか
「スペシャルオーダー」に設定されている
オプションとは一体なんなのか?
は、永久に謎のままです。
フェラーリのそんな所がより私の好奇心をそそらせます。
男女もそんなものです。
好きよ好きよと言われ過ぎると嫌になり
↓
途端に好意や連絡を途絶えさせられる
↓
相手を気になり始める
↓
相手に気になられたからどうでもよくなる
↓
気になられた相手を気になるが相手は気になられて相手を気にならなくなる
↓
相手は気になられて相手を気にならなくなり
気になられて相手を気になったのに相手に気になられなくなったので相手を気にならなくなる
↓
相手に気になられなくなったので
相手を気になるが相手は気になられなくなったので相手を気になる。
↓
ワケが分からなくなる。
※ごめんなさい。書いてる途中自分でもワケが分からなくなりました。
ちなみにフェラーリの3コート系のボディカラーは約240万円。4コート系ボディカラーは340万円程。まさに驚愕的な値段ですが、選ばれる方も非常に少なく、我々が一般的に見る3コート系ボディカラーよりも
非常に妖艶で美しく、卓越したカラーに見える為、私個人的にはマストなスペシャルオーダーだと思っています。
例えば日本のフェラーリ界では有名なホワイトパールのボディカラーである
Bianco Fuji / ビアンコフジ
:光の反射によってシルバーやパールに見える非常に不思議なパールホワイト。弊社提携している指定ペイントマイスター工場の「匠」が調合テストする際に思わず「これが綺麗なのは当然だ」と、口から溢れ出た。
日本人が初めてオーダー&作成したカラーで名前の由来は「富士山の山頂のような輝き」からきたようです。ちなみに約240万円程です。
Rosso Formula 1 2007/ ロッソフォーミュラワン 2007
:こちらは主にフェラーリのF1レースで使用されたF1マシン達に施された代表的なカラーです。光の加減でオレンジが色濃く出たレッドや鮮やかなレッドに見えたりするカラーです。4コートレイヤーのボディカラーで、
F1を代表するカラーもあってか
「フェラーリで最も高価なレッド系ボディカラー」として君臨しております。ちなみに約340万円程です。
Giallo Triplo Stratto /ジアッロトリプロストラット
:フェラーリ社を代表するコーポレートカラーはイエローなのは皆様ご存知でしたでしょうか?実はレッドではなくイエローなのです。
主にイエローを代表するカラーはソリッドイエローなのですが、こちらは3コートレイヤーのイエローパールです。非常に輝かしい色がするイエローで、イエローが苦手な私でもとても受け入れられる素敵なカラーです。
ちなみに約240万円
ちなみに上記3種類のカラーに対し
標準オプションのソリッドカラーはこちら
あれ?じゃあ「テイラーメイドプログラム」=「スペシャルオーダー」なんだね。
と、思われたそこの貴方。
違います。全然違います。
とても気になりますよね?
教えたい教えたいと言われると嫌になり
↓
途端に教えないと言われる
↓
相手に教えて欲しくなる
↓
相手に教えて欲しいと言われどうでもよくなる
↓
教えてくれるという相手を気になるが相手は教えてほしいと相手に言われ教えたくなくなる
↓
相手は教えて欲しいと言われ相手を教えたくなくなり教えてくれると言われて相手に教えて欲しくなったのに相手に教えられなくなったので相手から教えられたくなくなる
↓
相手に教えて欲しいと言われなくなったので
相手に教えたくなるが相手は教えられなくなったので相手を気になる。
↓
ワケが分からなくなる。
そう今のあなたの頭は
もう僕の洗脳に染まっています…
教えて欲しいですか?…
「テイラーメイドプログラム」とは…
Vol.3に続く…