2006/09/14
9月12日 青木 英晃の独り言 VOL?
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全国のBMWファンの皆様こんにちは!ガレージエブリンの黒子、青木英晃です。 皆様、日頃運転中に大型スクーターが増えていることにお気付きの方も多いと思います。道路交通法が改正されて高速道路での2人乗りが認められて以来その人気に拍車がかかっているようです。 最初は何気無しにその風景を眺めていたのですが、僕も乗れるのかなあ?乗ってみたいなあ?乗ってみようかなあ?と心境が変化して行き、50歳を来年に控えて教習所の門をたたきました。 普通免許を持っている人は学科免除で路上講習のみ19時間で取得出来るとかで何とか自分も出来るのでは?どうせ取るならスクーター限定免許よりも400CCまで乗れる中型免許をと軽い気持ちで申し込んだのが運のつき。学生時代に取った自動車免許とは比べ物にならないほど大変です。 何が大変ってミッションのバイク、右手でアクセルと前輪ブレーキ、左手でクラッチと方向指示、右足で後輪ブレーキ、左足でクラッチ、常にこの操作をスムーズに繰り返せねばなりません。まるでギターを弾きながらハーモニカを吹いて、背中に担いだ太鼓を叩いて歌う大道芸人を連想させます。 おまけに仕事の合間、週 に2回ほどしか通えないので、せっかく身に付いた事が次回の講習ではほとんど忘れているのです。まさに3歩進んで2歩さがる状態です。だから運動神経が良くて時間のたっぷり有る若い子達にどんどん抜かれていきます。身に着けるゼッケンで授業の進み具合が分かるのですが、先日まで初心者のゼッケン付けてふらふら走っていた子が次に見かけた時には僕が次に付けるゼッケン付けてスイスイ飛ばしているのです。 S字クランクに一本橋、急制動、坂道発進スラローム。年下の教官先生達も、どうしようもなく不器用なおっさん生徒相手に言葉は丁寧でも語気は厳しく、明らかに苛立っていらっしゃいます。 先日も第一段階の終了試験があり、そのコースを暗記しておかなければならなかったのですが、全然覚えられなくてコース地図をコピーしてマーカーで色分けし、車中信号待ちの度に目で追いかけます。寝る前にも目を閉じてコース確認。新弟子の落語家が道を歩きながらネタを繰ってる状態ってこんなんだろうなあとわれながら苦笑です。 毎度毎度行きたくないなあサボりたいなあと超後ろ向きなのですが、いざ受付を済ましゼッケンと肘と膝のプロテクターを付けヘルメットを被ると覚悟が出来ます。ところが 汗びっしょりで50分の授業が終わる頃にはスッキリ爽やかで心地良い疲労。まさにモータースポーツって言いえて妙やなあと思うのです。 大事な仕事の時間を割いての受講なので毎回真剣にトライはしているのですが、焦らず確実に進んで行こうと思っています。免許取得の暁にはバイクフリークの岡田店長に相談に乗ってもらうつもりです。
今回はエブリンに関係の無い全くの独り言になってしまった事をお詫びしてペンを置きます。 この夏の猛暑も食欲も体重も全く落ちずに乗り切った青木でした。
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