二級整備士・輸入車オタクの稲数 侑哉です。
「メカニックとしての視点」そして「車オタクとしての視点」から私が感じた様々な車の乗り味、
魅力等を忖度抜きで解説で紹介していくコーナーです。
少しマニアックな話も含めて皆様に車のことを知っていただければなと思います。
第二回目は・・・
BMW F82 M4CS!
・スペック
エンジン形式 S55B30A
最高出力 460PS(338kW)/6250rpm
最大トルク 61.2Kg・m(600N・m)/4000〜5380rpm
種類 直列6気筒DOHCターボ
総排気量 2979?
・試乗の感想
「究極のロードゴーイングカー」として開発された「M4CS」
標準モデルのF82 M4はスポーツ性と快適性を持ち合わせたバランスの良い車でしたが,、M4CSはそこから快適性を削り、よりスポーツ性能に特化させたモデルになります。
軽量化はエクステリアはもちろん、インテリアにも及び、総合して約60kgも軽量化されています。
(ドアの内張には最低限のスイッチしか存在しない徹底ぶり)
・突き抜けたスポーツ
新車価格約1600万円の車にしては「内装がチープ過ぎる」といえば確かにそうですが、そこを求めるのは「お門違い」と言えます。
むしろ極端なまでに必要最低限な物しか存在しないインテリアは逆に「ここまで過激な車に乗っている」という実感を沸かせてくれます。
(目移りする物がない内装は運転により集中できます)
・意のままに操れる車
早速試運転に出てみると、まず驚いたのが「アクセルの追従性」
アクセルペダルの入力した踏力に対して車がそのままラグ無く加速していきます、それも低回転域から高回転域まで。
エンジンは回せば回すほど他の車では表現が難しい独特な振動とサウンドを奏でてくれます。
(エンジンは標準モデルより高出力な460馬力を発揮)
ブレーキも同じく強力だが「ただ止まる」だけではなく、「細かな操作ができる」
軽く踏む、強力に踏む、ブレーキの制動力はもちろんその扱いやすさに驚くばかりです。
(Mセラミックカーボンブレーキは見た目も豪華)
ではコーナリングはどうか?
正直な感想を言うと「かなり緊張する」
安定性の高さは言うまでも無いですが、路面の段差を乗り越えると「ドン」とかなり強めの衝撃が走ります。
しかし余計な振動はなく、すぐ収束しますが、気を張っていないと飛んでいきそうでした。
(試運転した車はかなりカスタムされており、より一層性能が高められたモデルでした)
・60人しか味わえない魅力
この車の最大の欠点は「国内限定60台」というところ。
エンジンのフィーリング、加速感からコーナーの追従性まで、どれを取っても一線級で、意のままに操れる楽しめる車です。
「是非皆様にも味わって頂きたい!」と声を大にして言いたい1台ですが、限定60台・・・
一部の人しか味わえないというところも含めて「スペシャルな1台」と言えるもしれませんね。
以上
二級整備士・稲数の試乗インプレッション・・・BMW F82 M4CS編でした。
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