E93 アクセルを踏んでも吹き上がらない・・・と言うよりも
前に進まないと言った方が正解?
シフトを「D」レンジ「R」レンジどちらに入れようが
アクセルを踏み込んでも徐行並みの進みかた・・・
ミッションの滑り? ちょっと違う感じ・・・エンジンは好調に吹き上がるので
やはりミッションの異常・・・テスターで診断し原因を追求すると・・・
原因はコレ!! パッと見て部品が解る方は・・・メカニック or マニアック?(笑)
どこの部品か? これはミッションの内部部品です。
まずは、ミッションオイルパン脱着の為ミッションオイルを抜く作業から
ミッションオイルを抜くと廻りに付いてる附属品の脱着
オイルパンを脱着すると、出てきました。ミッションの心臓部とも言えるバルブボディー
このバルブボディーで油圧の流れを行っています。
ミッションカプラを取外し・・・
いざ、バルブボディーの脱着です。
ボルトがいっぱい、しかし!!外して良いボルトは決まっています。
油圧を内部で調整している全部外すと大変な事に!
取り外しの瞬間は、「必要やろ〜」と今村さんが撮影してくれました。(笑)
「その感じ・・・いいね!」と、今村さん・・・オイルが垂れて来てるので
早く撮ってと思う自分。(笑)
取り外したバルブボディー上から見るとこんな感じです。
問題の部品が取り付けられている場所はココ(赤→) 部品が取り付けられている方が前になります。
目視では、解らないですが・・・外して見ると最初の画像の通り
割れています。 この割れで油圧が逃げてしまってたのです。
ちなみに、オイルパンは・・・こんな感じ。
部品を交換して、バルブボディーの取り付け
取り付けにも順番があり、締め付けトルクで締め付け
部品を組付けして、ミッションオイル注入♪ これにも入れ方があるんですよ。
今回、交換した部品はこちら、ミッションオイルパンパッキン/ミッションオイルドレンボルト/
注入口ドレンボルト/アダプター
組み上げ後、試走問題無くパワー復活!!
by-山下