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青木 淳の独り言 フェラーリ イタリアの旅 Vol.1

2019年11月16日

ホームページをご覧の皆様

いつもご覧頂き誠にありがとうございます。

今週半ばから一気に冷え込み寒波到来ですね。個人的には、夏よりも季節柄暖かいニットに包まれるのが好みなので冬が大好きです。急な冷え込みでお身体崩さぬよう皆様もご自愛下さいませ。

 

さて、先日青木雄の独り言でご案内させて頂きましたイタリア研修についてご紹介したいと思います。 またお話し熱が入り過ぎる為、いくつかパートに分けて皆様にお届けしたいと思います。

 

昨年、私はフェラーリワンメイクレースに参加しフェラーリレーシングドライバーとしてデビュー。それから、レースに身を置く環境になり、様々な経験や人脈、車に対する情熱を築き上げる事が出来ました。エナジーモータースポーツのステッカーをレースカーに装着し富士スピードウェイを駆け抜けた思い出は私にとっては一生の思い出であり、私を象徴するかのような日々でした。

 

 

 

それから月日が経ち、

レース経験などをフィードバックし

フェラーリやランボルギーニ、BMWなどに

鍛造技術のホイールを生産する事が出来ました。それらの経験が無ければ今の車両やパーツ開発には繋がらなかった事でしょう。そして今回イタリア、フェラーリの聖地マラネッロに向かう目的とご縁が出来、いざイタリアへ……

 

 

ファクトリーツアーに関しては

青木雄の独り言を参照して頂く為に割愛。

 

ツアー終了後、テイラーメイドプログラム予定の前に

まずはフェラーリの聖地、地元マラネッロにて有名な

イタリアン レストラン 

 

「モンタナ」へ。

 

 

 

予約必須との事で

事前に予約を入れ、営業開始前に到着。

15分程、店前で待機しているとまるで

「稲妻のようなサウンド」が外から響き渡り、ふと周りを見渡すと  

 

「ラフェラーリ」

 

 

登場。

 

新車価格16000万オーバー。

現市場価格 4億オーバー。

 

が、ポツンと地元で有名なイタリアンレストランに軽くランチをするかのように登場。ラフな格好で若いオーナー様が車外に出られ、自分の車に振り向く事なくレストラン内へ。そんな最中、我々やイタリアンキッズ、大の大人達がまるで「子供のような眼差し」でラフェラーリに目を奪われ、全員

 

 

「カメ子状態」。

 

フェラーリマニアである私から予想するラフェラーリのカラーは「Rosso Formula 1」。

 

ノンメタリックではあるが、マイカ塗装の4コート。明るみのあるレッドカラーではあるが、その塗膜の深さによって太陽光の光によって様々なカラーの変化を生じる不思議なカラーです。

かの有名なF1に使われる代表的なボディカラーペイントであり、フェラーリでは「最も高価で、最も威厳」のある最高峰のレッドカラーである。

 

そんな幸せなひと時を感じながら

レストラン内へと我々も向かいました。

テイラーメイドプログラムでは、通訳の方がいる方がスムーズにいく事もあり、レストランにて現地日本人通訳の「レイコ」さんとご対面。

 

長い間日本のフェラーリユーザーとフェラーリファクトリーを繋ぐ有名な通訳の方で、

現地の事や、フェラーリに対する知識が豊富。ご一緒にランチを共にしました。

 

初めてという事もあり、何度も足を運んだ事があるレイコさんのオススメにお任せする事に。

 

レイコ「前菜からいきますか?それともいきなりパスタ?」

 

我々「パスタを是非」

 

レイコ「じゃあこのレストランで有名ないきなり3種のパスタでいきましょう!!お肉はシェフのオススメにお任せしますね」

 

と、いう事で 

始まりました、

 

「いきなりパスタ」。

 

まるで某チェーンステーキ店を彷彿させるかのようなネーミング。いや造語かな?と、思いながら期待を膨らませる我々。

 

パスタが来るまでは

少し緊張気味なレイコさんと会話は広げていた所、ひょんなことから、「いきなり漫画」の話に。その漫画がまたマニアックな格闘漫画の

 

「グラップラー刃牙」。

格闘漫画好きな方は是非読んで下さい

 

内心

「いきなり刃牙」と、思っていました。 

 

話が膨らみに膨らみ、グラップラー刃牙に出て来るキャラクターの必殺技「紐切り」という、相手の頸動脈を日本の指で切る技名の話題が繰り広げられ、最初は訳の分かっていなかったレイコさんが、挙句の果てにはその漫画について、本来通訳で訳す内容を書くノートに「紐切り、グラップラー刃牙」書き記し、紐切りと言うワードを出すと笑い出し、互いの緊張がほぐれ、非常に和気藹々とした中身の無い楽しい会話に。

是非グラップラー刃牙をご存知の方は

ご来店の際に、声をかけて下さい。

 

会話をしているとあっと言う間に

 

「いきなり三種のパスタ」

 

が、登場。

 

三種のパスタは

地元マラネッロを代表する

特殊なパスタのようで、いざ口に運ぶと

 

どれもが感動的に美味しい!!

絶妙なパスタの茹で加減、繊細な味付け、芳醇な香りが口を包み、これがイタリアの本場パスタなのか、と思わず感動。

 

その後はメインの子豚のオーブン焼きや

デザートにパンナコッタをオーダー。

どれも非常に美味しかったです。

ただ、いまだにあの「いきなり三種のパスタ」の感動が強く、帰国してからも忘れられない程で、また食べに行くと心に誓い、レストランを後にテイラーメイドプログラムの為に、いざフェラーリ本社へ再訪。

 

 

vol.2 へ続く

 

 

 

 

 

 


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