本日は車検でご入庫いただいたF10/528iの整備を開始しております。
ご来店時に冷却水がよく減る、とお聞きしていましたので早速リフトアップしてみますと・・・。
加圧テストをするまでもなくラジエターからの漏れが確認できました。
また、その他リヤのタイヤ内側が限界だったのでタイヤ交換お見積もりに加え、お客様へご報告しております。
まずは入荷していました新品のラジエターから作業開始です。
アッパーコアサポートや電動ファン等を取り外して、ラジエターはようやく見えてきます。
取り外してみますと漏れている箇所は一目瞭然!
解りますよね・・・。
このラジエター、交換する時はウォーターホースとそのホースが繋がるエンジンフィードラインというパーツが
同時交換部品となっています。
ラジエターだけの交換でしたら手馴れたものなんですが、このフィードライン!
厄介のことにエンジンの下からチョロッとしか目視できません。
苦戦しながらもようやく作業完了し、クーラントの充填
もちろんこの後、他に漏れがないかも確認させて頂きますのでご安心を!
BMWに限らずどんなお車でもエンジンを冷やすために冷却水を循環させています。
冷却水不足の警告ランプが点いたまま使用を続けると、いずれオーバーヒートを起こすのは勿論ですが
そうなると漏れている箇所だけでなく、結果高額な費用を支払わなければならないってことにもなりかねます。
警告ランプが点灯したら、なるべく早く修理工場での点検をご依頼くださいね。
by今村