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エンジンオーバーヒート・・・F06

2020年11月30日

 

 

本日は和歌山県よりエンジンオーバーヒートにてご入庫いただいた、F06/640グランクーペの

 

 

修理を進めさせていただいています。

 

 

 

 

 

 

 

 

この寒い時期に?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、どんな車でも起こりうるトラブルで、

 

 

ラジエター・サーモスタッド・ウォーターポンプ・ファン等、色んなパーツで構成されているのが車です。

 

 

どれ一つ故障してもオーバーヒートとなってしまいます。

 

 

今回のオーバーヒートの原因は・・・

 

 

 

 

 

 

ウォーターポンプ(クーラントポンプ)の故障によるトラブルでしたが、このウォーターポンプ

 

 

一昔前ではエンジンの回転を利用して回す機械的なものでしたが、現在は電気信号で回転を制御されており

 

 

故障した場合は専用のテスターで診断しなければ、判断が難しくなります。

 

 

それではパーツも入庫したので交換作業スタートです。

 

 

 

 

 

 

まずは冷却水を排出するところから始めます。

 

 

 

 

 

 

 

こちらが今回のトラブルの原因となるウォーターポンプです。

 

 

作業はリフトアップし、車輌下側から行うのですが、繋がっているホースを外すと「ダバーッ」と

 

 

勢いよく冷却水が出てくるので、ここはズブ濡れにならないよう容器片手に全集中!

 

 

 

 

 

 

 

とは言え足元はご覧の有様! 

 

 

 

 

 

 

こちら新品のウォーターポンプですが、外した逆の手順で組み付けます。

 

 

その後、クーラントを補充しエア抜きを行えば作業完了となります。

 

 

余談ではございますが、このウォーターポンプが不具合を起こすとエンジンが温ったまりきってなくても

 

 

「エンジンオーバーヒート」と警告が点灯したり、ラジエターファンが不規則に高回転で「ファ〜ン」と

 

 

回る音が聞こえたりします。 ファンだけに・・・

 

 

そんな症状があった場合、必ずそのまま乗らずに安全な場所へ移動しエンジンを停止!

 

 

ロードサービス等を利用して弊社のような修理工場へ搬入してくださいね。

 

 

by今村

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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