本日は冷却水が減るということでご入庫いただいたG11/750iの修理を進めています。
まずは漏れている箇所の特定からですが、エンジンのカバーを外すと直ぐに分かりました。
こちらが漏れている箇所となります。↓
ターボチャージャー用クーラントホースなのですが、この部分のホースを交換すればOK!とはなりません。
同じパーツは供給されておらず、対作品としてこのあたりのホース(パイプ)一式の交換となります。
そんなわけで取り寄せたパーツがこちら・・・。
一箇所漏れているだけで、これ全部交換するの・・・?
なんて思いつつ作業開始です。
矢印のホースを交換するのですが、電動ファンやらエアーフィルターケースやらと・・・
色んな箇所を外す必要があります。
ようやく外れたクーラントホースがこちら・・・。
あとはパイプの形状や固定位置など、現物を見て理解しながら組みつけていきます。
また、パイプを固定するためオールタネーターのブラケットも交換しなければなりません。
すみません!このあと作業に集中するあまり、写真を撮っていませんでした。
そんなわけで、交換後の画像がこちら・・・。
見るからに頑丈そうです。
あとはクーラントを補充・エア抜きをし、再度漏れが無いのを確認できれば完了となります。
冷却水不足の警告が点灯したまま使用し続けると、寒い冬でもいずれオーバーヒートを起こします。
補充しても直ぐに減る等の症状があれば、お気軽にお問い合わせくださいね。
by今村