年度末ということもあり、エブリンの全スタッフ毎日バタバタと忙しくさせていただいています。
そんな中、本日はオイル漏れでご入庫いただいたお車の修理風景をご紹介させていただきます。
お車はE60/525i 走行距離も10万キロを突破しています。
入庫のためご来店いただいたときに、とりあえずボンネットを開けお客様と一緒にチェックしたのですが・・・
シリンダーヘッドカバーからの漏れを確認! そのままお預かりとなりました。
ヘッドカバーのガスケットをオーダーし、パーツ入荷のタイミングでリフトアップし再チェックしてみると
シリンダーヘッドカバーからオイル漏れしているのは間違いないのですが、ミッションからの漏れの方が重傷です。
オーナー様に連絡し、エンジン&ミッションの漏れ両方とも修理することになりました。
それではまず、エンジン側から。
ヘッドカバーを外し清掃後に新しいガスケットをセット!元通り復元できればエンジン側は終了です。
引き続きミッション側の修理をスタートです。
漏れの酷かったオイルパンの交換と併せ、滲みがあった配線コネクターのシールスリーブも交換します。
組付け後はオイルを補充し、テスターで油温を管理しながら油量の調整をします。
あとはそのまま1時間ほどエンジンをかけっぱなしにし、漏れがないかを確認し修理は完了となりました。
ご覧の皆様は駐車場の床にオイルで汚れた跡はございませんか?
エンジンオイルが漏れて少なくなると「補充してください」と警告ランプが点灯しますが、ミッションは
そういうシステムはございません。
いつも止めている駐車場に見慣れないシミなど発見したら、遠慮なくお問い合わせくださいね。
by今村
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