本日は、車検で入庫いただいたお車の整備風景を一部ご紹介させていただきます。
お車は、 BMW 4シリーズ 435 グランクーペ
車検ではまずリフトアップし、上から下まで目視点検、
テスターでの車両診断、各消耗品の点検を行い
お見積りを作成。
お客様に連絡を取り、整備メニューをお客様と相談の上決定します。
今回の内容としましては、
基本車検整備
・エンジンオイル交換
・オイルエレメント交換
・ワイパーブレード交換
・ブレーキフルード交換
・タイヤ交換
・4輪アライメント調整
になります。
では、早速エンジンオイル&オイルエレメントを交換をします。
まずエンジンオイルを抜きます。
<エンジンオイル交換中>
オイルが抜けきれば、次にドレンボルト周辺を洗浄し
ドレンボルトのワッシャを再利用すると
オイル漏れの原因になる場合があるため
新品のワッシャを使用しドレンボルトを取り付け。
オイルエレメントも新品に交換です。
<オイルエレメント交換>
エンジンオイルを給油し、
サービスインターバルインジゲーター(SIインジゲーター)の
エンジンオイル交換時期を再設定(メンテナンスリセット)にて、
エンジンオイル&オイルエレメント交換完了です。
<メンテナンスリセット>
ワイパーブレード交換
ブレーキフルードを交換。
最後に、タイヤ交換と4輪アライメント調節です
ご入庫の際に車両確認したところ、タイヤのヒビ割れと偏摩耗が確認できた為
タイヤ交換と4輪アライメント調整も、ご一緒にご提案させていただきました。
少し4輪アライメント調整について、ご説明します。
4輪アライメント調整なぜ必要か
まず、車が本来持ち得ている走行性能を発揮するために重要なメンテナンスになります。
そのため、定期的にチェックし、必要であればアライメントを調節することで、
より快適なカーライフ(ドライブ)が楽しめます。
4輪アライメントとは
キャンバー角・トー角・キャスター角の3種類あり
各種役目があります。
ノーマル車高のお車でも、年月が経てば徐々に数値はズレていきます。
数値がずれていれば当然、タイヤの内減りなど偏摩耗の原因となり、
足回りの寿命にも影響する場合もあります。
また、4輪アライメント調整をすることにより、
それぞれの走行性能を最大限に引き出すことができ、
燃費の向上・タイヤの寿命に影響し、さらに
走行性が安定するため、高速や長時間運転の際に、
ハンドルの細かい舵操作が減少するため、運転の疲労を軽減することもできます。
事故により衝撃を受けた際や縁石に乗り上げた場合はもちろんですが、
サスペンション交換・車高変更などのカスタムをした際も、
4輪アライメントは、各所ズレが生じるため、調整が必要です。
では、作業に戻りまして
<交換前 タイヤ>
<新品タイヤ交換 4輪>
<タイヤバランサーにてタイヤバランス調整>
<4輪アライメント調整>
新品に交換し、タイヤのバランス取りに加え
4輪アライメント調整を施工しているため、
より一層快適なカーライフ(ドライブ)が楽しめるかと思います。
大阪府の島〇様
いつも、ガレージエブリンをお選びいただきありがとうございます。
愛車の車検完了まで、作業を随時進めております
ご返車まで、今しばらくお待ちください。
by今村