2007/12/07
青木正幸の独り言・・・Vol 17
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以前このスタッフボイスで宣言した通り、11月の小売台数は24台でした。
過去、繁忙期である春先には最高で月間38台を記録していますが、比較的暇とされる11月にこの台数は、この8年間で最高記録です。
今月に入っても勢いは衰えず、すでに実数で5台成約、しかも現時点で商談中は多数かかえております。
平成不況叫ばれる昨今、同業者様のなかには、廃業や業種転換を余儀なくされている方も多数見聞きしますが、弊社に於いては明らかに逆行しています。
これは、単に弊社の主力商品である、NEWエナジーコンプリートカーやNEWエアロパッケージがお客様のニーズに合致してるだけではないでしょう。
産地偽装や製造年月日偽装等の、消費者を欺く会社が後を絶たないなか、目先の利益に走らず、頑なまでに嘘のない経営を貫いてきたことが、永きに渡り皆様に支持されていると感じてなりません。
今まで潔白なイメージであった食品業界でさえ内情はこのていたらく、ましてや中古車という商品の性質上、お客様には少なからず不安はつきまとうことでしょう。
では実際当社がどのようにして信頼を得てきたかをエピソードを交えお伝えします・・・
4年前のことです、近県のあるお客様が当社で540Iをご購入いただき、ノントラブルで一年半すぎたある日、久しぶりに連絡がありました。
「○○です、社長ごぶさたしています。
嫌な電話で申し訳ないが、昨日信号待ちで青になって発進したところ突然助手席のエアバックが爆発したんです・・・・」
???エアバック???爆発???
幸いにも近くにディーラー様があったので、とりあえず入庫してもらい原因を追求しましたが全く分からず。
そこで大阪の懇意にしているディーラー様まで陸送して、メーカーの技術スタッフまで動因して再度調べたところ、どうやらエアバックのセンサー異常らしかったのですが、通常では考えられない現象だと。
そこでダッシュパネルから、ボディパネルまでバラバラにしてハーネス全部を再度究明したところ、なんとこの540Iからかなり過去(新車登録から半年後)の、 事故歴(軽微な下回り修理)が発見され、どうやらその時の修理が原因だったのです。
専業オークションでプロの査定員から、5点という中古車では最高点の評価を基に仕入れ自信をもって販売したのですが、それを見落とした当社の責任は重大です。
職業柄、民法には詳しく、販売後一年経過していれば、瑕疵担保責任もなく、当然当社の保障期間も満了していたので、法の下で争っても免責になることは知っていましたが、一切の迷いもなく全ての修理費用を負担しました。
またこのお客様も非常に紳士で、多大な迷惑をかけたにも関わらず声を荒げるどころか、当社の出費を気遣っていただいたことを鮮明に記憶しています。
そして先月そのお客様が4年ぶりに来店され、あんな事があったにも関わらず新たなBMWにお乗換えいただいたのです。
再度申し上げますが、現在エナジーコンプリートカーやNEWエアロパッケージ は驚異的に売れていますし、それを表面的に模倣する同業者も増えています。
しかしそれらに対し当社は一切の脅威を感じません。
なぜなら当社は永きにわたり、真のお客様満足度を追求してきた自負があるからです。
☆ちなみにその時、ディーラー様からの修理請求額は・・・・126万円でした(-_-;)
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