ドーン ビスポーク車両ご納車
2022年01月05日
表題通り、こちらは社内向けでもある業務連絡となります。
何故かと言うと、『アイツ』の納車に向けては、全て私が直接担当者さんとやり取りを行っていました。
社長を含め、他のスタッフとは全く情報共有しておりませんでしたので、おそらくこの記事を見て納車された事を知るかと思います。
もしかすると表題でピンッと来た方は、日頃からHPをチェックして頂いている熱心なエブリンフリークの方でしょう。
そうです、中村君の独り言でも紹介されました『アイツ』です!!
V12ツインターボエンジン搭載
英国の伝統を受け継ぐキング・オブ・ジェントルメンズカーと呼ぶにふさわしい高級モデルメーカー
その名は・・・
ロールス・ロイス『ドーン』です!!
ドッドーン!!(ドーンだけに・・・)
こちらの『ドーン』は、以前弊社でもデモカーとして所有していた2ドアクーペモデルとなる『レイス』のオープンカー版と思われがちですが、実はボディパネルの約85%はドーン専用のデザインとなっている為、派生系では無く、別モデルと認識される方がベターかと。
そして、『ドーン/DAWN』という名称は夜明けを意味しており、「夜明け前こそが一番暗い。人は苦しみの内にいるとき、希望への道標を得る」というところから、モデルネームに採用されたそうです。
ちなみに、2ドアクーペモデルの『レイス/WRAITH』とは、生霊/亡霊といった意味です。
夜明けとか亡霊とか、名付けたデザイナーさんは病んでたのかな・・・?!(他にはゴーストとかもあるし)
そんなモデルネームに込められた暗さとは全く異なるボディカラーは、『トゥルケーゼ』と呼ばれるティファニーブルーに近いお色味で、西海岸を彷彿させるような爽やかで、そして優雅さも感じさせるルックスです。
センターキャップはボディ同色仕様となっており、こちらはメーカーオプションのアイテム。
ただ、我々がホイールをノーマル状態のまま乗るはずもなく、後日交換予定ですので、御愉しみに。(結構、先になると思いますが・・・)
続いては、インテリアの御紹介です。
内装はアイボリーホワイトベースに、アクセントとして各部にボディ同色となる『トゥルケーゼ』が配備されており、内外装共に統一感も抜群の1台です。(なんて豪華なんだ・・・)
ちなみに、写真では分かりづらいですが、ダッシュボードの天面はネイビーレザーとなります。
ちなみに、上記の『スピリット・オブ・エクスタシー』こと、フライングレディのエンボス加工に加え、下記のビスポークオーディオもメーカーオプションとなります。
ビスポークオーディオは、16個のスピーカーが設置されており、マイクによって社内のノイズモニタリングを行い、常に最適な状態となるように音量と音質を調整する機能が搭載。
過去、様々なカーオーディオを聞いてまいりましたが、純正アイテムとしては私史上 断トツNo.1を宣言致します!!
モデル名が施されたアナログウォッチもニクイですね〜。
ロールス・ロイスと言えばでもお馴染みのアンブレラですが、もちろんドーンにも運転席/助手席共に設置されており、ワンタッチボタンで出してみたところ、なんとボディカラー&インテリアパネルと同色仕様の一本が出てまいりました!!
ただ、雨降っていても絶対に使いませんが・・・。
っと思っていた矢先、トランクをチェックしたところ、なんとこちらにもアンブレラが2本も吊り下げられているではありませんか!!
実は、こちらは日傘との事。
もちろんメーカーオプションですが、ここまで装備されている車両は珍しいと担当者の方も仰っていました。
確かに、英国は雨の日が多い事で有名ではありますが、ここまでいるのかと・・・。ちなみに傘だけで、数十万円です(汗)
そして、同車には6.6リッター/V12ツインターボエンジンが搭載されており、最高出力570PSを発揮致しますが、レイスが最高出力632PSだった事から、やや控えめなチューニングなっております。
そもそも、こういった類の車は速度で愉しむのではなく、ジェントルメンズカーらしく優雅に走る事に重きを置いているのでしょうね。
さて、そんなエブリンNEWデモカー『ドーン/DAWN』ですが、年内は世田谷店にて展示している予定なので、気になるお客様は是非この機会に世田谷店へ御越し下さいませ。
そして、社長へ。
こちらも事後報告として業務連絡させて頂きます。
勝手ながら、すでにパートラッピング等の予約も行っており、大阪店に戻る頃には納車時と少し違う仕様になっています。
あっ、あと許可も得ず、勝手に休日使用させて頂きますね (笑)
by 世田谷店 青木 雄