車検整備・・・EVO13.1/640iクーペ

2022年02月02日

 

 

 

 

 

 

本日ご紹介させていただくお車は東京都より車検でご入庫いただいたEVO13.1/640iクーペでございます。

 

 

 

 

 

 

 

点検のため社内を工場まで移動している時、なにやらラジエターファンが高回転で回ったり止まったり・・・。

 

 

 

早速リフトアップしテスターで診断してみると、予想通り電動ウォーターポンプの異常が確認できました。

 

 

 

このままではいずれオーバーヒート等のトラブルに見舞われますので、交換を含めたお見積もりをご案内。

 

 

 

全て気持ちよくご了承いただきましたので、お見積もり内容にて整備を進めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは不具合を起こしているウォーターポンプの交換ですが、画像矢印が問題のウォーターポンプとなります。

 

 

 

冷却水を排出し、電動ファンを外すと取り外すスペースが確保できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちら取り外したウォーターポンプと新品のものになりますが、何処が壊れているかは外観では分かりません。

 

 

 

組み付けを完了し冷却水を補充!エア抜き後テスターで故障メモリーをリセットすれば無事完了となります。

 

 

 

また、オーナー様より他にも2点不具合があるので、修理して欲しいとご依頼いただいています。

 

 

 

一つ目はエアコンのブロワーファンの異音です。

 

 

 

 

 

 

 

 

この車種のブロワーファンは矢印部分に着いています。 もちろん分解は必要ですが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

上部のカバーを外すとブロワーファンケースが目視できるのですが、お解かりいただけますでしょうか?

 

 

 

空気を取り込むケースのフィルター部分に穴が開いています。

 

 

 

こうなれば落ち葉などの異物が、ケース内に進入したりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

確認のためケースカバーを外し、ブロワーファンを救出!

 

 

 

 

 

 

 

 

案の定といいますか落ち葉や破れたフィルターのカスが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

綺麗に清掃し、新しいケースカバーを組み付ければ完成!・・・とはなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

室内のエアコンフィルター側も清掃し、無事完成です。

 

 

 

残る二つ目の不具合は運転席側のソフトクローズドドアの故障です。

 

 

 

こちらも調整とかで治るものではなく、パーツの交換となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリムパネル(内張り)・インシュレーター・ドアガラスを外し、不具合箇所のドアロックメカニズムを取り外します。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらがドアロックメカニズム! 正式名称はコンプリートロックといいます。

 

 

 

外した逆の手順で組み付け、再びテスターで初期化を行えば完成です。

 

 

 

また、車検整備ではブレーキフルードの抜き換え、エンジンオイル&フィルター交換や・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バッテリー交換もさせて頂きました。

 

 

 

バッテリーはVARTA同様、BMW純正としても使われているBANNER AGM 105AHでございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

テスターにてバッテリー交換登録を終え、全ての作業が本日完成いたしました。

 

 

 

by今村

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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