真夏のトラブルといえば・・・。
2022年08月01日
1年を通じて真夏限定のトラブルというわけではございませんが、やはりこの時期オーバーヒートやエアコンの
トラブルでご入庫いただけるお車は比較的多いです。
今日はそんなトラブルに見舞われた2台のお車をご紹介したいと思います。
まずは1台目
エナジーlコンプリートカーEVO10.2/535i エンジンオーバーヒートでのご入庫です。
オーバーヒートを起こす原因といえば冷却水漏れによるものや、電動ファン・ウォーターポンプ・サーモスタット
の故障など、色々ございますが今回はウォーターポンプの故障でした。
こちらがウォーターポンプ! その名の通り冷却水を循環さすために重要な役割を担っている装置となります。
冷却水を抜き取り新品のものと交換、その後エア抜きとテスターで故障メモリーを消去すれば完成です。
エンジンオーバーヒートの警告が点灯したまま走行を続ければ、エンジン交換など高額な修理に繋がりますので
皆様もご注意くださいね。
そして2台目のお車は・・・
エナジーコンプリートカーEVO12.1/M6カブリオレで、エアコンのトラブルでございます。
エアコンの温度を下げても風は生温く、ほぼ送風状態! これはこの時期辛い・・・。
ゲージをつないでガスの点検からスタートしましたが、ほとんどガスが入ってない!
ということは何処かしらからガス漏れを起こしているということになるので、まずは漏れ箇所の特定です。
リークテスターでの点検では、コンデンサーからしっかり反応していました。
ということでコンデンサーの交換となるのですが、このような手順で取り外していきます。
黒く変色しているところが漏れていた個所です。
新品のパーツを組付けて
真空引きをしてそのあとしばらくそのまま放置!
ゲージの針が微動だにしていないのを確認後、規定量のガスをチャージして完成です。
この夏エアコンの冷え方が悪い!など、ございましたら遠慮なくお問い合わせくださいね。
by今村
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